
Blog記事一覧 > 交通事故・むち打ち治療 > 若年者の運転特性
日本では16歳から運転免許を取得することができます。しかし、若年者(16~24歳)のドライバーは運転経験が浅く自分の実力を過信する傾向にあり運転神経や身体機能が優れているにも関わらず高齢者についで交通事故の発生件数が多いので若年者の運転の特性について述べさせていただきたいと思います。
攻撃的な運転
ゆっくり走っている車や運転の下手な車に対しイライラしたり、他の車に追い越されるとカッとなって追い越したり、前方にゆっくり走るクルマがいると必要以上車間距離を詰めて前のドライバーを煽るなど感情に任せた運転をしてしまう傾向にあります。
非協調的な運転
歩行者を邪魔者扱いしたり、割り込もうとする車両や横道から割り込もうとする車両に対して排他的な行動をとる。譲り合いの精神が欠如している傾向にある。
衝突的な運転
交通の状況を冷静に認知・判断せずに車を発信されたり、スピードの出し過ぎや、信号待ち・渋滞でイライラする、自分が思うように走れないと気分が悪くなる。
自己顕示的な運転
自分がイメージする「カッコイイ運転」をしてオーバースピードを出したり人の目を惹きつけるような無茶な運転をしようとする。
自己陶酔や自信過剰な運転
スピードや危険な運転に酔いしれて、車をコントロールできなくなるような運転を取る。
若年者の事故の特徴
若年者の場合全員がこの傾向に準ずるわけではなく若くても落ち着いたゆとりのある運転を心がけておられる方も多いと思います。しかし、若年者で事故を起こす方の傾向として上記に記載させていただいた共通点がありました。安全運転を心がけておられる方も再度自分が事故を引き起こしそうな運転に当てはまっているものがないか確認していただけると幸いです。